「REALISEの梱包について ― 静かに届くことも、表現のうち」

「REALISEの梱包について ― 静かに届くことも、表現のうち」

REALISEの梱包について

— 静かに届くことも、表現のうち


そのまま自然に還るけれど、簡単にはしない。

REALISEでは、製品と同じように「どう届くか」もまた、デザインの一部だと考えています。 わたしたちが選ぶ梱包材は、環境への配慮と、受け取った瞬間の気持ちよさとのちょうどいいバランスを探すところから始まります。

外装の封筒やボックスは、できる限り自然由来・再生可能な素材を使いながらも、あえて過剰に簡素にはしていません。 「エコだから無機質」ではなく、「エコでも高揚感を届ける」——そんな視点で、日々試行錯誤を重ねています。

また、天候不良や水濡れの可能性がある場合には、リサイクル可能なプラスチック袋を使用することがあります。 必要最小限の使用にとどめつつ、大切な製品を守るための選択です。

今後も、素材や構造は少しずつ見直していきます。 静かで、誠実で、でもわくわくするような梱包を目指して、改善を重ねていく予定です。


製品ごとの個包装について

REALISEの製品は、素材ごとに最適な方法で個別に包装しています。 たとえば、光沢のあるエナメル系素材には不織布袋、 通常の水着素材やストレッチ系にはチャック付きのPP袋を使用しています。

不織布袋はリサイクルには向かない素材ですが、配送中のダメージ防止や、 ご自宅での保管袋としての再利用を想定して選んでいます。 PP袋も、密閉性と保管性を備えた仕様へ順次見直しを行っています。

“商品を守る”だけでなく、 開封した瞬間に「これはわたしのものだ」と感じられる包装を心がけています。


SILENT PACKAGE SERVICE

ご希望の方には、製品を無地パッケージかつブランド名・商品名なしでお届けする SILENT PACKAGE SERVICEもご用意しています。

外装や伝票には、製品名の代わりに「Clothes(衣類)」または「雑貨」といった表記を使用しています。 ご自宅でも営業所でも、安心してお受け取りいただける静かな仕様です。

このサービスは、 「見せたくない」ではなく、 「自分のタイミングで受け取りたい」気持ちを尊重するための選択肢です。

ヤマト運輸、郵便局の営業所止めをご希望の場合は、 配送先住所を受け取り希望の営業所の住所としてご指定ください。 その際、営業所止めである旨をご記載くださいますと幸いです。


最後に

現段階では、まずは継続するための現実的な選択を優先しています。 それでも、その中にREALISEらしさを込めることは、あきらめていません。

将来的には、端材を活かしたポーチや、再利用したくなるようなオリジナル不織布袋など、 日常に静かに紛れ込むようなパッケージの展開も構想中です。

静かに、でも確かに。 REALISEらしい「届け方」も、これからも育てていきます。

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